学校では教えてくれないコトバ
Skill of speaking foreign language.

 年明け早々、アメリカは戦争をする気マンマンの状態だが、全くもって
迷惑な話である。そもそも、政治不信・経済不調で起きた大統領不信の目を、
国外へ逃げさせるという考え
自体が気に入らない。まぁ、中東のテロ組織も、
先進国に弄ばれた点では、同情すべき面もあるにせよ、何でもかんでも
テロに訴える
というのも気に入らないが。
 …なんだか、悪い男に弄ばれた女が逆上して、ケンカをふっかけている
みたい。
しかも、男も男でケンカを売られてムキになっているという。
あーあ、みっともない。

 最近の私は、そんな世界レベルの痴話ゲンカに巻き込まれ、
"イラク戦争班"に配属された。もちろん、海外から送られてくる映像が
仕事相手
だが、さすがにTOEIC500点以下の英語力では、仕事にならない
訳で。ホント、自分の語学力の無さが、身に染みて痛い。こんな事なら、
真面目に英語を勉強しておけばよかったよ。とほほ。
 これを期に、英会話教室にでも通おうかな。

 と言っても、かろうじて救いなのは、イラク関連ではアラビア語がメイン
ということだろうか。アラビア語なら、みんな分からないからね。中には、
"アラビア語は文字を右から書く"ということを知らない人もいるぐらいだから。
 …と、いうか、そう言う人たちがニュースを作ってもいいのか?

 で、外国の素材を見る時には、外国語の通訳さんの御力を借りなければ
いけない。
通訳派遣会社に発注するのだが、ウチが利用する会社は
4時間1セットで4万円。稀少言語(仏語など)だと少々高くなる。とは言え、
殆どの言語を通訳してもらうことができる訳で。専ら、最近は朝鮮語
通訳さんの比率が高い
のだが。
 派遣されてくる通訳さんは、日本人の時もあれば、在日の人、
外国の人など様々だ。…ところが先日、通訳派遣会社でも対応出来ない
言語の映像が届いた。

それは、山形弁である。

  "散歩中の犬が、猟銃に撃たれて即死"のニュースでの事なのだが、
多少の強い訛りなら、今までもなんとか対応してきた。ところが、
今回のお相手は、おじいちゃんとおばあちゃん。近くにいた岩手出身と
福島出身の人もお手上げとのこと。しかも、映像が届いたのは
放送2時間前を切った16:30。
映像を見て、原稿を書き、編集すると、
少なくとも1時間以上はかかる。(ちなみに、一般的に映像編集で
1分のVTRを作るのに1時間を要する。ニュース編集だと、
もう少し早く完成するのだが。)

 このままだと、原稿完成どころか、放送そのものが危ない!
報道局では、PD陣(演出統括)をはじめ、総力を上げて山形出身者を
捜索!…いやぁ、同じ日本だと思って油断していたら、まさか山形弁で
ピンチに陥るとは…!

 程なくして、どこからかでっぷりした中年女性…もとい、恰幅の良い
山形出身の救世主
が現れ、混乱した現場を静めていった。
これを期に、方言教室にでも通おうかな(笑)

(2003/03/01)


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