テレビもたまに間違える
Sometimes TV makes amisstake, and sometimes err.

 最近、"メディア・リテラシー"なんて言葉をよく耳にする。乱暴にいうと、
メディアが言うことを、そのまま鵜呑みにするなよ、と言うことだそうだ。
今回は、ちょっとそれに絡んだ、マジメなお話。


いきなりだが、ニュースの素というのは、
大きく分けて三つの方法でマスコミに届く。

一つは、放送局の独自取材によるニュース。
もう一つは、警察や消防などが発表した資料によるニュース。
そして、三つ目が、通信社が配信するニュースによるニュース
・・・と言った具合だ。
※通信社:主にマスコミに対して、ニュースを供給する会社。日本では
  共同通信社時事通信社が。海外ではロイターAPなどが有名

独自取材には、いろいろ方法があるらしいが、
最近はインターネットの掲示板も取材先になる。
あのにちゃんねるも、例外ではない。
インターネットは、誰でも自由に情報発信できるので、
「便所の落書き」と言われることがあるが、
その「落書き」がニュースになるというのだから変な話である。

ただ、"にちゃんねる"の場合は、一日の書き込み数が膨大な数なので、
デマと事実が、ごちゃ混ぜになっているのも事実である。
また、福岡の青年による、"猫虐殺ネット中継"も
社会の関心を集めるニュースだったが、
これも掲示板から発信されたと言う経緯もあり、
一概に「怪しい」とも言えないのも、また事実である。

そしてニュースを放送する際に、あちこちに事実確認するわけだが、
警察の広報資料で確認する事もある。
同様に、企業が絡んだニュースなら企業の広報文で確認を取る訳である。
・・・逆に言えば、ニュース担当者がそれに疑問を持たなければ、
例え間違った広報文でも、事実として報道される
訳である。
ましてや、人間が伝えるニュース。
ただでさえ担当者の考え方がVTRに現れてしまうのに。

※例えば、松本サリン事件。結局はオウム真理教(現在はアレフに改称)
 の犯罪だったが、当初は一般人が犯人として警察が発表。マスコミも
 それにならった。たぶん、現場の記者が疑問を感じても、
 「警察の発表はコレだし、それは憶測に過ぎない」と判断されて
 いたのだろう。

※2002年春頃に、エステのTBCが、HPにアクセスした人の
 個人情報がネット上に流れるというトラブルを起こした。私の
 所属する番組では、"TBCのHPが、知識さえあれば、誰でも
 覗ける状態にあった"と報道。たまたまスタッフの中に、インター
 ネットに詳しい人間がいたから、判明したことである。

 ちなみに、TBC側はハッカーの仕業と発表。殆どのマスコミは
 TBC側のコメントをそのまま報道していた。
 

 テレビは、ニュースと言っても万全ではないのだ。

(2002/06/23)


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